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- ワーキングプアの原因「企業の責任」
企業が生み出すワーキングプア
ワーキングプアと企業との関係は切っても切り離せません。
企業側の経営方針が、そのままワーキングプアを生み出す原因となっていることも多々あります。
最近の経営方針
バブル崩壊以降、企業の経営方針に大きな転換が見られました。
- 平均賃金の抑制
- 労働者の平均賃金を低くする風潮があります。最近では、新卒社員を確保するために初任給は高額に設定してあるものの、それ以降の給料の値上がりはほとんどされないという風潮もでてきています。
- 海外の安い労働力を確保する
- 人件費削減のために日本よりもはるかに安く済む海外の労働力を確保する傾向があります。中国などアジア圏には日本の製品を作るための工場がどんどん作られており、結果として日本でも賃金の水準が下がっています。
- 正社員の採用数を減らす
- 大企業だけでなく、中小企業でも簡単に切り捨てられるアルバイトやパートタイマー、契約社員、派遣社員などの利用がどんどん増えてきています。
低賃金労働者に支えられている職業
これらの企業の経営方針の背景には「ワーキングプア(低賃金労働者)」に依存しなければビジネスとして成り立たない企業もたくさんあります。
例えば、スーパーや居酒屋などの小売業やサービス業ではどうしても大量の人材を必要とします。しかも、最近では当然のように安くて、質の高いサービスを求める消費者が増えています。
ニーズに応えなければ消費者は離れていき、消費者のニーズに応えるためには、人材を低賃金で採用しなければ、充分なサービスを提供することができないという状況に陥っているのです。
結果として、低賃金で長時間働ける人材を大量に確保しようとする企業が増え、低賃金労働者がいなければビジネスが成り立たないような企業が増えてしまっているのです。
突然の企業の倒産
今のご時世、どの企業にも「一生働ける」という保障はありません。大手銀行でさえも倒産してしまう時代です。突然の倒産によって、次の就職先が見つからず、一時的にアルバイトなどで生計を立てようとする人がいます。しかし、その結果、目の前の生活費を稼ぐことで精一杯となってしまいワーキングプアから抜け出せなくなってしまう人もたくさんいるそうです。
企業側の背景は、社会現象と密接な関係があります。しかし、いくら企業を恨んだり、不満を口にしても企業が一個人のために経営方針を変えることなどまずありえません。ワーキングプアはあなたが変わることで抜け出すしかないのです。